自分でつくる日常使いのマイ漆器。
動画解説付き「拭き漆」体験セットがデビュー。
『ふきうるしキット』(4,500円税別)
パッケージには米袋を採用。デザインは京都芸術大学の学生さんに依頼。拭き漆に使用する生漆は、漆の木から採取される樹液そのもの。デザインはその生漆を採取する道具や、採取の際に木に残った傷跡、漆が入る桶、お椀やお箸などのイラストが散りばめられています。漆は15年の成木からわずか牛乳1本分しか採れない貴重な自然の恵み。採取する漆搔き職人、その道具や桶を作る職人がいてくれることに感謝し、この拭き漆をすることで、そういう縁の下の力持ちの存在も感じてほしいという想いが込められています。
「漆器」と聞くと、漆黒に輝く艶、朱色や豪華な蒔絵などを連想し、「高級」「手が届かなない」「特別なもの」といった印象を持つ方も多いのでは。確かに豪華絢爛な漆芸技法は日本が世界に誇る技。その一方で、もっと身近で日常使い出来る漆の商品が実はたくさんあるのをご存じでしょうか?中でも最もシンプルで見た目にも価格的にもカジュアルに使用して頂きやすいのが「拭き漆」の漆器。
拭き漆は、お箸やお椀などの木地に生漆(漆の木の樹液)を「摺り込む」→「拭き上げる」作業を繰り返して艶を出す、最もシンプルな漆芸技法。普段の食卓や現代の住宅仕様にもマッチし、ライフスタイルやシーンを問わず最も取り入れやすい漆のカタチ。
そんな拭き漆ですが、実はコツさえつかめばどなたにでも出来る技法なんです。
本格的な漆塗りとなると、下地から上塗りまで数多くの工程があり、高度な技術と経験が必要。はじめての方にはハードルが高すぎます。拭き漆もこだわれば奥が深い技法であることは言うまでもありませんが、基本的には生漆を摺り込んで拭き上げる作業を繰り返す単純な工程。材料が揃えばあなたにも気軽に挑戦出来る漆芸技法なんです。でも、いざ挑戦しようにも何処で何を買い揃えればいいのかわからない。漆屋さんで漆や道具を個別に揃えるのも面倒だし気が引ける。そこでご提案したいのが、新しくなった『ふきうるしキット』。
ピッタリサイズの可愛い段ボールもご用意。
お椀2個のセット。他の木地との組み合わせも自由に選べます。
まずはセット内のお箸で練習。
組み合わせ自由!豊富な木地バリエーションから好きな木地を選んでトライ。
漆や材料道具の追加も可能。
この「ふきうるしキット」はトライアル版。まずはセットに入っているお箸2膳で練習して頂き、当サイトの豊富な木地ラインナップから、お椀やお皿、お弁当箱など、お好きな木地を追加ご注文頂ければ、色々な拭き漆食器を作ることが可能です。
ふきうるしキットに予めお椀2客ついたセットやお箸3膳がプラスされたセットもご用意しています。生漆50gあれば、たくさんの拭き漆が可能です。もちろん、生漆をはじめセット内に入る材料道具の追加も当サイトからして頂けます。慣れてきたら、色漆で色彩豊かな拭き漆にも挑戦してみて下さい。
拭き漆(生漆)に必要な漆の量(目安)
お箸1膳・・・約4g
お椀(直径11cm)1客・・・約12g
平皿(直径17cm)1個・・・約10g
左2膳が拭き漆したお箸。回数を重ねるごとに漆独特の艶が出ます。
プロによるわかりやすい動画解説付き。
初めてでも安心して挑戦出来るスターターキット。
このキットは、拭き漆に必要な漆(50g)や道具が全て揃っています。初心者の方にも安心して挑戦して頂けるように、説明書と連動した動画解説も付いています。
説明書のイラストはインターンシップで当社の職場体験をして頂いた金沢美術工芸大学の学生さんによるもの。
おうち時間にハンドメイドの「ふきうる漆器」
家での時間が増えた今こそ、拭き漆に挑戦してみませんか?
人にも地球にも優しいサスティナブルな天然素材「漆」を使って、自分や家族が使う食器を作って使いたい。
おうちキャンプやバーベキュー、お花見やピクニックなどのアウトドアシーンにも自作の拭き漆食器でちょっと贅沢に。リモートが増え、たまの出勤には自分で作った料理を拭き漆のわっぱ弁当箱に詰めて持参したい…。
DIY感覚で気軽に楽しくハンドメイドのオリジナル「ふきうる漆器」をつくってみませんか?
漆を摺り込む度に艶が増し、満足感や達成感も味わえます。手軽に始められるし、そこまで時間もかかりません。是非、気軽に挑戦してみて下さい。
【セット内容】
・説明書・生漆50g・耐水ペーパー#800×2枚・テレピン油100g・摺紙×5枚・プラスチック手袋×6双・プラスチックベラ1本・箸木地×2膳
※漆は体質や体調によってカブレることがあります。始める前に必ず説明書全てに目を通して頂き、正しくご理解頂いた上で拭き漆をお楽しみ下さい。尚、カブレにつきましては、当社では一切の責任は負いませんので予めご了承お願いい申し上げます。